金銭の給付又は貸与をする事で、学費の負担を軽減し学業に専念出来るようにと設けられた制度を「奨学金制度」と言います。多くの団体が実施しており、日本では給付ではなく貸与奨学金が一般的です。 返済時に“利子のつくもの”“利子のつかないもの（無利子貸付）”に分かれ、無利子のものは「給付奨学金」に次いで成績や所得制限等の審査が厳しく、有利子のものは一部の高所得家庭を除いてほとんどの学生が利用する事ができます。 申し込みは、在学校を通じて行うのが一般的で、申込時期により「予約採用」「在学採用」「緊急採用・応急採用」の3つに分類されます。 ◆予約採用 進級又は入学する前に、例え進学先が決まっていなくても申し込む事が可能。 ◆在学採用 毎年春に在学している学校を通じて申し込む事が可能。 予約採用で不採用の人も再度申し込む事が出来ます。 ◆緊急採用/応急採用 家庭の事情（失職・病気・事故・死別等）により家計が急変し、奨学金を緊急に要する場合、在学している学校の奨学金窓口にて相談し申し込む事が可能。 無利子のものを“緊急採用”、利子のあるものを“応急採用”と言います。